地球儀3-Dパズル(球体パズル)に挑戦!
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地球儀3Dパズル

■ 地球儀3-Dパズル(球体パズル)に挑戦! ■
    今春(株)やのまんさんから発売された立体パズルのニューフェイス、 『立体地球儀パズル(球体パズル)』に挑戦してみました。以下はそのレポートです。
    ぜひ購入の際の参考になさって下さい。

    ※本レポートは、2003年3月現在のものです。 その後製品のデザイン・仕様・内容物等に変更がある場合がございます。 あらかじめご了承下さい。
地球儀3-Dパズル(球体パズル)内容充実の新パズル!
地球儀3-Dパズル(球体パズル)今回購入してみたのは、シリーズ中二番目に小さい9インチ(直径22.5cm)サイズのもの。まず、手元に届いた箱はかなり小さいコンパクトのものでしたが、フタを開けてみると、意外にも充実した内容でびっくりさせられました。

中身は、びっしり袋に詰まったピース(540ピース)。両極(南極・北極)の5ピースが分封されたもの。ディスプレー台。組み立て見本用コンパクトスケール。仕分け用組み立て簡易トレイ×4枚。そして、トレイの組み立て説明書。
*注

はやる気持ちを押えつつ、まずは内容物の確認から・・・
ピースは約2mm厚のしっかりとしたプラスチック製。普通のピースは平らなものですが、当然ながらこのピースは若干湾曲したもの。どのように製造されたものなのか?非常に興味をそそられつつ、組み上げる期待感が高まる代物です。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)少し疑問に思ったのは、事前に組まれて同封してあった北極と南極の5ピースずつ。もちろん、組み上げる際のヒントにもなり、最初に組み始める部分としても重要な場所ではあると思います。サービスと考えれば、それはそれで良いのかもしれませんが・・・この事前に組み上げられている5ピースが、もしかすると製造方法にも関係しているかも?と考えると、より一層興味深いかもしれませんね。

付属のディスプレー台。もちろん、プラスチック製ではありますが、比較的重厚そうに見えます。インテリアも意識した作りになっています。当初は、単なる土台だと思っていましたが、これが大間違い。この台無くしてこのパズルは成り立たないという、非常に理にかなったパーツでした。
地球儀3-Dパズル(球体パズル)  地球儀3-Dパズル(球体パズル)  地球儀3-Dパズル(球体パズル)
微笑ましいのは、見本用のスケール。最初は、あまり実用的では無いと思えましたが、意外にも参考になったことは数知れず。小さくても強力な味方です。

4枚の簡易トレイ。これがまた心憎いばかりですね。ジグソーパズルを組んだことのある方なら、誰しも欲しいと思うのがピース分類用の箱でしょう。それが四つも付いてくる・・・う〜ん、至れり尽くせりとはこのこと? ※現在販売されている分からトレイは廃止となりました。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●いざ、開始!
さて、いよいよ組み始め。まあ、多くの方がそうするかもしれませんが、最初に手に取るのは北極か、南極のピース。事前に5ピースが組まれていることもあり、まずはそこを起点に組み進めようと思いました。地球儀3-Dパズル(球体パズル)で、理想は実際の地球儀の向きに合わせて、下になる南極から上へ攻め上がろうと思うでしょう。

かく言う私もその南極部分からスタートしました。南極は「白い大陸」と言われる通り、この商品でも白に塗り分けられています。そこで白いピースを選び出し、組み進めました。ピースは、思った以上にしっくりとはまり、これならば、とかなり良い感触を得ました。

はめる時に土台が重要であることはすぐに分かります。土台の湾曲が完成の輪郭に沿った形になっていて、土台に押し付けて組むことで、キッチリ組める様になっています。なかなかのアイデアだと思いました。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●う〜む、これはかなり手強いぞ!
組み始めて2時間が経過。南極を組み終えると、パッタリと進めなくなりました。白い部分がなくなると、途端に青い大海原が広がる南半球。もちろん、全て単色の青だけのピースというものはありません。地球儀3-Dパズル(球体パズル)必ず、緯度・経度の線や、航路の点線などが描かれているのですが・・・やはり、組み慣れていない段階では、なかなかピッタリのピースを探すのは困難です。

その中で唯一目立ったのが日付変更線を示す赤い線。全てを繋ぐことは出来ませんでしたが、南半球から北半球への橋渡しとして、部分的に組むことが出来ました。赤い線があることで、太平洋をに一つの手掛かりを見出せるという点では、重要な部分でしょうか。

ただし、日付変更線は細長い部分を組み繋げるだけ。結局、ジグソーパズルの原点に帰り種類分けこそが近道であること、組みやすい部分から進めるのが得策であるとの判断をしました。まあ、当たり前といえばそうなのですが・・・とにかく、通常のジグソーパズルには縁(フチ)となる直線でカットされたピースがあります。ところが、球体に組み上がるこのパズルには縁はありません。やはり、分かる部分を繋げて行くのが良いと感じました。

地球儀のデザインから見て、分かりやすいのは大陸部分。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸と組み始めます。おのずと、当初の考えを改め北半球に触手を伸ばしますこととなりました。徐々に大陸の形を成していくと、組むペースも軽やかになります。この辺りで4時間経過。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●慣れればしめたもの。地名から探る楽しさも!
北半球に舞台が移ってからは、比較的順調に進展しました。慣れてくると、手掛かりになるものが良く分かるようになります。余裕が出て来ますと、地名を読んで場所を想像したりすることの楽しみも加わります。地球儀(球体パズル)やはり、国々が混みあっているヨーロッパは組みやすい部分でしょう。

6時間が経ちました。大陸の不完全な部分を埋めて行き、次第に組み上がって来ますと今度は別の手掛かりが必要になります。主要な港から伸びる航路も手掛かりとしては重要になりますね。航路たどりながら大海原へ繰り出すといった、実際の船出を想像しつつ、大陸に海洋部分を組み足して行きます。

大陸がほぼ組み上がり、ヨーロッパとアフリカが繋がると次第に球形の全体像がつかめるようになって来ます。そして、いよいよ北半球と南半球を部分的に合体させることに成功!日付変更線部分と、南アフリカ南部部分の2個所で、北極と南極がピースでつながることになりました。8時間経過。

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地球儀3-Dパズル(球体パズル)●やっぱり海は広いな大きいな!
南北の大陸が繋がりますと、あとは大陸の不完全な部分の穴埋め作業。そして、やはり残ったのは大海原ということに・・・

地球儀10時間が経過しました。ここまで来ますと、腹を据え、じっくりと1ピース1ピースを見極めることになります。青い海のピースの中には緯度・経度の線が走っています。そして、白い点線の航路。さらに、海洋に浮かぶ島々が点在している点。その島が、たとえばイギリス領だったり、フランス領だったりとヒントになりそうな文字は見逃さないようにします。

そんな中で、比較的分かりやすいのは各大洋の名称が青い大きめの活字で書かれていること。それらを吟味しながら組み進めます。この辺りの作業は牛歩のごとく。かなりペースダウンを強いられる状況でした。

残りの部分の多くは南半球の海洋部分。持久戦になりましたが、1ピースはまるごとに球体の丸みが心地よく感じます。若干堅い部分も逆に裏側からはめることで、しっくりいくケースが多かった気がします。この間、3時間程一進一退の攻防がくりひろげられ、次第に終盤へと向いました。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●最後はキッチリ。納得の立体パズル!
当初思ったよりは、かなり苦戦をしましたが、残り数十ピースを切った辺りから完成へ向けて確実にペースアップ。慣れてくれば、どのピースにも線が描かれているというポイントから容易に該当ピースを見つけられるようになりました。

ただし今度は、はめるピースが少なくなったことで、はめ辛さが増してくるという難しさが加わります。空いている空間に指を入れてキッチリ押えたいところですが、1ピースぐらいの隙間では指が入らなくなります。地球儀3-Dパズル(球体パズル)そこである程度のテクニックが必要となります。外側からボールペンなどの柄でたたきながら入れるというのもいいのですが・・・

ここは、長めの細長い棒を用意することをお勧めします。さい箸の様なものでも良いでしょうし、編み棒などでも良いかもしれません。キッチリ組むためには、内側から土台の湾曲に押し付けること。つまり、組みたいピースのほぼ反対側の隙間から棒を入れ、押すようにはめるのが有効です。そして、この隙間を確保しておくというのがひとつのポイントでしょうか。あとは、知恵を絞りながら臨機応変に!

そしていよいよフィニッシュに向います。 ピッタリはまっていないピースは無いか、もう一度全体を確認します。あれば、そこを直して最後のピースへ。ただし、ここで問題が起こりました。最後に1ピースだけですと逆にはめづらく、上手くはまりません。周辺のピースを一旦外し、 別のピースと取り換えてはめたりと何度か試しました。まあ、外側からボールペンの柄でたたくということでそれなりにははまりますが・・・う〜ん・・

結局一旦6ピースを外して、六角形に組み上げ再トライ。今度は上手くはまりました。トータル時間は約14時間。ついに完成です!

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■ さて、あなたは挑戦しますか? ■
    やはり、こんなパズルは初めてでした。
    540ピースで約14時間というのは、通常のジグソーパズルに比べかなりの
    難易度でしょう。時間もさることながら、新しい発見も随所にありました。
    達成感は相当なレベルだと思います。ただし、プラス面がある半面、注意し
    なければいけない点、マイナス点も皆無ではありません。最後に組み終わっ
    た感想や気付いた点をまとめてみました。
地球儀3-Dパズル(球体パズル)
●紛失ピースに注意!
まず最初に注意していただきたいのが、プラスチック製のピース。通常の紙製のものに比べ非常に耐久性に優れ、水に濡れても大丈夫という点はプラス。ただしピースが硬い半面、テーブルや床の上で滑りやすいということ。床に落ちて2〜3m飛んでいってしまったこともありました。もちろん、通常の紙製ピース同様紛失には注意して組まれると思いますが・・・

この立体パズルは、輸入商品ということもあり、輸入元の(株)やのまんさんでは、紛失ピースの対応が出来ないとの断り書きがパッケージにしてあります。長時間の挑戦になると思いますので、ピースの管理には十分にお気をつけ下さい
※現在は商品の改良がなされ、紛失ピースの対応もしていただけることになりました。『3−Dパズル・ピース請求ハガキ』が同封されていますので安心してお楽しみ下さい。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●印刷のズレは残念!
組み進めていくと次第に分かったことですが、印刷のクオリティがやや低い?という点です。ただ、もしかすると製造工程によるものでどうしても避けられない面かもしれませんが・・・
※印刷のクオリティーは、現在改良され文字のつぶれなどは無くなりました。地球儀3-Dパズル(球体パズル)

印字されている文字がややつぶれ気味の部分もありました。そして、最大の難点は緯度・経度などの線がズレてはまるピースが随所にあるという点です。やはり、線がズレていると組み進める際の決め手部分を失うことになります。本当に合っているのだろうか?というピースが何ピースか有りましたし、当初組み間違えか?と思った部分が、結局は合っていたなんていうこともありました。

まあ、あまりシビアに考えなくてもよいかもしれませんが、気にし始めますとちょっと目に付く部分ですね。ただし、そのズレを含めても、とにかくこんなジグソーパズルが作れること自体には驚かされましたが。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●ピースパターンは限られている?
私は、特にピースの形状を気にするタイプですが・・・今回の立体パズルは、ある限られたパターンのピース構成で成り立っているようです。まあ、特に意識せずとも組み上げられるとは思いますが、同じ形のピースが存在しているということからも、やや気になる部分ではあります。

このことは、製造方法に関係しているはずですので、ここで細かく述べることは避けます。もちろん、製品として物足りないというのではなく、どうやって作られたのか?の部分を推理する意味で重要な手掛かりになるところだと思います。皆さんも、ぜひ組み上げたら考えてみて下さい。なぜこれが出来たのだろう?なんでだろう?組み終わってからも楽しめる商品だと思います。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●キャッチボールも出来ちゃうぞ!
地球儀3-Dパズル(球体パズル) やはり、これ程までに完全な球体を形成するパズルは過去にも例を見ません。そして、フィット感は最高です。キッチリ組み上がった球体は、 なんと!キャッチボールが出来るほどしっかりしています。冗談ではなく、ホントこれには驚かされました。ちょっと触ったら崩れてしまうような代物では全くありませんので、インテリアとしても長く飾っておけると思います。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●今後のバリエーションに期待!
現在、6インチ(15cm)〜15インチ(37.5cm)サイズのものまで4種類の地球儀パズルが発売されています。今回組んだのは9インチ(22.5cm)サイズのものですが、難易度的にも十分に満足出来るものでした。逆に12インチサイズや、15インチサイズだったら果たしてレポート出来たのだろうか?なんてぞっとします。それこそ、時間と知力と体力のある人でないと・・・

現段階では、絵柄は地球儀だけです。もちろん、絵柄は印刷されているわけですから別のものも可能ですよね。絵画、風景、動物、e.c.t・・・問題は球体ということですので、果たして合う絵柄があるのだろうか?と想像することも楽しいですね。ただ、普通の風景などはかなりの難易度になると思います。再三書いていますが、地球儀のデザインには緯度・経度・航路が描かれています。手掛かりがあるにもかかわらず、通常の倍近い時間が掛かったわけですから、よほど心して取り組まないと組み上げられないかも知れません。でも、また別の絵柄で挑戦してみたい気にさせてくれました。今後のラインナップに期待したいと思います。

地球儀3-Dパズル(球体パズル)●最後にひと言!
現在不況下の我が国日本。リストラ、倒産、デフレ・・・世の中暗いニュースばかりが目立ちます。そして、このレポートを書くにあたり、パズルを組み始めたのと時を同じくして米国のイラク攻撃が開始されました。私達の生活にも「戦争」という2文字が影を落とします。

破壊することが、何かを生み出すのだろうか?そんな思いを抱きつつ、手にした一片一片を組み進める作業をしました。そして、バラバラだったその一片一片は、きれいな真ん丸い一つの立体となって完成しました。構成されたピース(piece)でしっかりと組み上がった地球。やはり、平和の意味のピース(Peace)として世界が一つになることを祈らずにはいられませんでした。 [2003年3月]

※ところどころ訂正を入れてありますが、(株)やのまんさんで非常に速やかな改良がなされ、より完成度の高い商品になっております。印刷もよりキレイになり、紛失ピースにも対応された点は素直に評価出来るものです。地球儀3-Dパズル(球体パズル)

特に、球体であるが為に紛失ピースの位置特定が困難かと思われましたが、全てのピースの裏側に記号を印字し、周辺のピースの記号から必要ピースを特定出来る方法を取った点は非常に良いアイデアだと思います。もちろん、裏の記号はランダムですので組み上げる際のヒントにはなりません。組み上げる難易度には全く影響しないことを付け加えておきます。

その後新製品も続々発売され、より楽しみのバリエーションも増えております。全く新しい3Dパズルの面白さ、そして難しさをぜひ体験してみて下さい。 [2003年7月]

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