●まずは箱をオープン!
最初に箱の中身の確認です。フタを開けると・・・「うっわぁ!小っちぇー!」思わず叫んでしまいました。初めて見る瞬間はそのピースの小ささに驚かされるとともに、とにかくこんなの組めるのか!?の不安が過ります。

気を取り直して・・・中身の確認。バラされたピースの袋の中に、縮小版ではありますが絵柄の印刷物。のりとスポンジのセット。このスポンジはピース型でかわいいですね。そして、ピース請求用サービスカード。もう1枚糊の塗り方の説明書も同封されていました。
さて、ひとまず袋を開けてみることにしました。ピースを持ってみますとやはり小さいことはもちろんですが、やや堅めの印象を受けます。厚みも通常のピースよりも薄め(通常は約2mm、本商品は約1mm強)のものであることがわかりました。
果たしてどんな組み応えなのか。楽しみと不安が交錯する初めてのパズル。とにかくトライしてみることにしました。
●最初は端っこから
やはり最初に方針は決めておきたいと思いました。どこから組み始めるのか、どのように組み進めるのか。通常のピースよりはるかに小さいこのピース群ですので、とにかくオーソドックスに攻略するのが良いといった感じでしょうか。
今回はレポートするということもありましたが、時間を短縮するというよりは着実に組み進めること。そして義務感でやるのではなく、やはり楽しんで組めることを前提と考えました。

最初は基準となる大きさを確定させるという意味からも周辺の枠組みから始めることに。そして、右側のグリーン部分。最後に白線内の中央絵柄部分を楽しもう!という計画を立てることにしました。
ということで、まず選び出すのは周辺のピース。つまり直線でカットされたピースです。じっくり慎重に選別していきます。ある程度選び出してから少しずつ組み始めてみました。
●枠組み完成!
ところが、いざ始めてみますとかなりピース間にすき間があるといいますか、比較的ゆるめの組み合わせといった感覚でどこにでも入ってしまう状況に直面します。つまり、ピース形状だけを見て組み進めることはほぼ困難な印象です。ただ、デザイン的に白い線で縁取られていることや、線の外側を絵柄の地紋にしている点でなんとか判別することが出来そうです。
白線や柄のパターンをじっくり見ながら組み進めます。そして、通常より小さいということもありますし、やや組み合わせが甘い点も考慮して台紙の上で組むこととしました。使用するのは
弊社アルミ製ブラックパネル。組み上がればそのまま飾れる利点もありますし、なんといっても途中での移動が便利です。全体の大きさも把握できて一石三丁と言ったところでしょうか。(言い過ぎ?)
慎重に慎重にかなり苦戦をしながら組み進め、やっと枠組みが完成!組み違いがあるかもしれないという不安をかかえながら、やっとこさたどり着きました。ここまでで
3時間強を経過。む〜ん、これは結構たいへんです。
●白線部分も超難関
外枠が組み終わりますと必然的にその内側のピースを組み進めるようになります。つまり白線部分は外側から2列目にもかかっているからです。まず、右側で同じく白い線で描かれているM.C.ESCHERの文字も組みつなぎました。しかし、ここからがかなりの困難を極めます。
ここでなんとなく恐れていた問題が発覚!どうしても組み合わないピースが出現しました。つまり、先に組んだ外側のピースに組み違いがあることの証拠です。

組み違いの発見がまた難しい作業でした。一見すると合っているけれど・・・色合いも微妙に分かりづらいし・・・
まあ、それでもなんとか修正しつつほぼ白線部分が完成。ここまでで
5時間を経過しています。
●次は右側の緑色部分
そして次は更なる難関部分、絵柄の右側がグリーンの濃淡で印刷されている部分への挑戦です。パッと見た感じでも目の錯覚を産みやすく、微妙に濃さが違う程度。心してかかりました。
この部分は、メインの絵柄の一部が拡大され全体がグリーンの濃淡でデザイン処理されています。まずはその中でも分かりやすいということで、直線が見て取れる本の部分から組んでいきます。そして、爬虫類の形など試行錯誤で組み進めました。
この部分の進行具合は本当に牛歩のごとく。とにかく、淡い模様がかえって邪魔をして位置の特定が微妙にズレてしまったり、緑色の濃淡がピースの合わせ目の特定をより難しくしています。途中何度も組み違いの訂正をしたりしてかなりの時間を要しながらの作業となりました。
8時間経過。
●大きな組み違い発覚!
緑色部分の終盤で大きなミスに気が付きました。どうしても組み合わないピースが数個出現したことにより、しばし手を止めて悩むことに。
かなりの時間試行錯誤を繰り返し、結局は白線部分に組み違いがあることがわかりました。(写真参照、クリックで拡大)
一時は完璧に組めていたと思われた白い縦のラインの2ピースでの組み違いです。このおかげで白いラインの右側一列がどうしてもうまく組み合わない状況だったわけです。それなりに組めてしまっても、若干の噛み合わせの違いが残るということが起こってしまっていたのです。
その他、右下の部分を含め発見した組み違いを修正し一段落です。
●フレームにセット
やっとこ白い線の外側のデザイン部分を完成しましたので、ここで
フレーム(パネル)に入れておくことにします。これは
ピースの脱落を防ぎ、後片づけもより簡単になるからです。もちろん、組んでいるときは透明カバーは外しておきます。
通常サイズのピースの場合は、外枠のピースを一列組んだ時点でフレームに入れると便利です。しかし、今回の場合はピースが小さいため2列目のピースも若干フレームに隠れます。そこで、2列目も全て組み終えた時点でのセットとなったわけです。ここまでで
10時間が経過しました。
●いよいよメインの絵柄へ
ここからは絵柄が比較的ハッキリしている点で簡単そうに思えました。しかし、見るとやるとでは大違いの結果が待っていました。実際のピース数からみましてもまだまだ3分の2は残っている計算です。
やはり基本に立ち返って絵柄による種分けを進めることが着実な道であるということがわかります。比較的分かりやすいのが左下のサボテンなどの観葉植物。尖った葉がピースの特定にかなりのヒントになります。そして、本などの直線で描かれた部分を繋いでいくこととなります。
●ゆっくり着実に
本やスケッチブックを組み進め、絵柄の構図がだんだん見て取れてきます。コップやビンなども比較的わかりやすい部分です。ただし、当初簡単かと思っていた爬虫類が意外と分かりづらいことに気付かされます。何匹もいることももちろんですが、やはり抜き型の線と模様の線が微妙な錯覚を生みやすく、特定にはかなりの慎重さが要求されました。
本の影など濃淡がハッキリしている部分が組みやすく、幾何学パターンなどの線が様々交錯している部分はかえって分かりづらいという感じでした。また、ほとんど真っ白な部分が意外と組みやすいこともわかりました。模様に誤魔化されないということなのかもしれません。
●新たな組み違い発見!
10時間を過ぎ
19時間目までは着実に組み進めるという以外無い状況でした。まあ、素直に組む楽しさが実感出来る状況といいますか、ピースが嵌まればとてもうれしい!というのが実感出来ました。ゆっくりとした時の流れに身を任せて心地よい時間を満喫できました。

ところが19時間を過ぎた頃でしょうか、新たな問題に直面します。左上のバケツの図柄が組めてきた時にどうしてもその上部のピースと組み合わないと言う状況に陥りました。やはり、合わないということは組み違いがあるという証明なのですが・・・
一旦フレームを外し確認作業を余儀なくされます。結果的には最初に組んだ縁の部分のピースの組み違い。(写真参照、クリックで拡大)そして、その次の2列目も組み違っていたことが確認できました。順列組み合わせ的に何度も組み替えての作業でしたが、やっと仕切り直しができました。
●外側は完成
20時間を過ぎ、ほぼイラストの構図を把握できる状況になります。しかし、中央部分のスケッチブックの中はほぼ手付かずです。ただ、着実に組み進んでいる実感は持てますので、ここまで来ましたら周辺部分をじっくり埋めていきます。(この辺の組み方は好みでかわると思います。)
背景となっている部分はペンタッチで描かれたような感じです。多少の濃淡、場所によるボケ具合なども見比べながら組み進めます。部分部分によってよく見れば違いはあるのですが、斜め隣りのピースなどとの区別は付きにくくかなり難航した場所もありました。
そして、
22時間を経過したところでスケッチブックの外側は全て埋まりました。
●いよいよ終盤
いよいよスケッチブックの内部を組みます。ここも結構同じパターンの図柄が組み合わさっていますので、紛らわしいといえば紛らわしい部分です。しかし、ここまできますと慣れも手伝って比較的スムーズに進められました。
リアルな爬虫類の姿が平面のスケッチブックに吸収され組み合わさり、そしてまたリアルな姿に変化していくパターン。まさに視覚の魔術師エッシャーの神髄を実感出来る部分ですね。残るピース数も減り、完成に近づいた終盤の作業は最も味わい深い時間でもありました。
7ピースを残した段階で
24時間が経過しました。
●最後の1ピース
いよいよ完成へのカウントダウン。長かったようで短かった気もしますね。

終わってしまうのが名残り惜しいという感情を押さえつつ手を進めました。ここまできますと組み違いも無く、着実に嵌まっていく感覚がたいへん心地よかったです。
最後の1ピースは、左から10番目、上から13番目。しっかりとはめて全て完成!
所要時間は24時間と10分でした。