『パズルの超達人』組み上げレポート(5)
【まとめ】
約40時間を要した今回の「べリースモール2016ピース」。後半は思いの外苦労しましたが、完成後は非常に充実感でいっぱいになった商品でした。気付いた点を少しまとめておきたいと思います。
まず、品質に関してはかなり良品だと思います。
以前組んだ(株)テンヨー社製の「世界最小1000ピース」シリーズと比べますと一回り大きいピースとなっております。ただしピースの厚みがこちらの方がありますのでフィット感が増している利点はあります。「世界最小1000ピース」シリーズは随所で組み違いが起こりやすい商品でしたが、こちらの商品はさほどその心配はありませんでした。
単に、難易度と言ってしまえば「世界最小1000ピース」>「べリースモール2016ピース」となるのかもしれません。ただし、ピース数の違いがありますので「べリースモール2016ピース」の方がはるかに時間が掛かる商品となっています。総合しますとフィット感の良さや組みやすさを含めた満足感はこちらの方が高かったと思います。
ピースの形状は、ほとんどが「キ」型(カタカナの「キ」の字のような形)で構成されています。ただ、ほんの少しだけ特殊な形が含まれていました。これは抜き型を作る際に意図的に作られたものなのか、偶然(?)出来てしまったものなのか判断つきませんが・・・
特殊形のピースはたまにあるとうれしい発見ですよね。あまり多過ぎますと難易度が下がりますが、少しはあった方が楽しいものです。そういう意味で、抜き型に入れるのであればもう少しあっても良かったかと思います。
さらに抜き型に関して言えば、完成時の刃型が目立つのではないか?という不安もありました。通常のピースよりも刃型の密度が高いわけですから、余計に強調されて絵柄を邪魔してしまうのではないかという問題です。でも、思ったほど目立つことはありませんでした。絵柄の場所によっては多少差がありますが、気にするほどでは無いでしょう。
気になるのは、やはり完成までの時間です。今回は二人の同時作業で約40時間です。もし一人だったら・・・と考えますと80時間は優に越えていたと思われます。(一人よりは二人の方が連携できる場合が多かったと思います。)やはり、十分に時間の余裕が取れる方に挑戦していただきたいと思います。
そして、小さいピース、更に長時間の作業となりますので、くれぐれもピースの管理にはご注意下さい。空き箱などを有効利用して、種分け・管理をされるのがよろしいと思います。
全体的な評価としては◎の商品です。達人を越えた達人シリーズ『パズルの超達人』と銘打たれただけのことはあるでしょう。確かに初心者には厳しいでしょうが、多少組み慣れた方ならば挑戦可能な商品だと思います。組み初めてわかりましたが、小さいピースというハンデはさほど無く、慣れれば通常のピースと同様に組める商品です。
1000ピースの大きさ(50cm×75cm)というのはテーブルに置いてもちょうどよい感じです。スペースを取らない割に組応えのある2016ピースということで、ファミリーで楽しむのもお勧めです。小学校高学年ぐらいの組み慣れたお子様なら十分可能でしょう。
最後になりますが、この「べリースモール2016ピース」はこれからのスタンダードとしても十分期待が持てる商品でした。マーカーには今後絵柄のバリエーションもどんどん増やしていただきたいと思います。ともかく、組みごたえ、難易度、満足感と非常にバランスのとれた満足出来る商品でした。
(レポート完:2006年10月)
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