生物と無生物のあいだ
生物と無生物のあいだ
福岡伸一
2007年の新書ベストセラー。
生物とは何か?生物科学の本。
謎を解くカギはジグソーパズルにある・・?
この本は、生物と無生物との違いの定義について、書かれているのですが、
なぜか10章で、ミッシングピース(ピースが無い)ことについての記述が現れます。
やのまんさんのピース請求についてが細かく語られています。
何がこの本のテーマとつながるのかというと、
======p170======
また、葉書が無い場合には、まわりを囲む8つのピースをはずした上で、崩れないようラップ等でくるみ、
封書に入れて品番・品名・請求ピースの位置を明記の上、下記住所までご送付下さい
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この部分。
まわりの8ピースがわかれば、無くした(無い)ピースの「形」が特定できる。
人間のカラダに於て、
======p175======
あるタンパク質には必ずそれと相互作用するタンパク質が存在する。ふたつのタンパク質は互いにその表面の微細な凹凸を組み合わせて寄り添う。ジグソーパズルのように、その結合は特異的である。
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であるという。
生きている間、あたかも絶えずピースを捨て組み直すが如く、ピースは体内で入れ替わていく。
またp184で更に3Dパズルに言及。その「パズルのピース」だけで三次元の世界を構成・完結しているさまをみて
======p185======
「生命は、タンパク質というジグソーパズルによって構成された球体に内包されている」
・・・・・
・・・たとえばヒトは、遺伝子=タンパク質の総種類、二万数千のピースからなる3Dジグソーパズルであるといったらどうだろうか。・・・
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数は正確にはもっと膨大な数となるそうですが、
ジグソーパズルである私たちが、その指を動かし、頭を使って、ジグソーパズルを組んでいる姿というのは
ちょっとシュールではないですか?
「生物と無生物のあいだ」はその例え方が絶妙で美しい一冊です。おすすめ。
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