梅津和時KIKI BANDの公式サイト

梅津和時(sax)
鬼怒無月(guitar)
早川岳晴(bass)
ジョー・トランプ(drums)


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2020年KIKI BANDの活動休止のご報告
(梅津和時プチ大仕事2020へのコメント+付記)

 私の上の歯は全て差し歯である。
皮肉な事にクラリネットを吹き始めた中1の時に、まず上の前歯、つまり楽器のマウスピースに当たる歯がダメになって、差し歯というものをつけるはめになった。その後何度も歯がマウスピースの形にすり減って、セメントみたいなもので補強してごまかしていたが、大学の時は頼りにしていたそのすぐ隣の歯も差し歯になった。
それ等が楽器の圧力に完敗した30才の頃、思い切ってその横の上の歯を全て切断し、全体をひとつの差し歯にする事で圧力を分散する事に成功。しかしそれから40年。支えていたそれぞれ元の歯も年と共に減ってゆき、現在はぐらついている歯が2本。つまり、その内の1本がダメになった時に上の歯は全て終る。サックス吹きにとって歯も口の中の容積も大事なのは当然だが、それがどれほどのものなのか、実は私もまだ分かっていない。入れ歯で本当に今までのようにサックスが吹けるのか?
 今回の「プチ大」の数日後に私の上の歯は総入れ歯になる。決めたのだ。
今年のどこかで突然限界を迎えるより、自分からその日を決めよう。今の歯医者はもの凄く親身になってくれて私の演奏の事を考えてくれるし、不慮のドタキャンの心配もなくなる。初心に帰ってその歯に慣れるよう毎日練習しよう。その猶予の日々もとった。
 そう、少なくとも今の歯の状態での私が演奏出来るのは「プチ大2020」が最後になる。その後の音がどうなるのか私にも分からない。どうぞお聴き逃し無いよう。
 もちろん私もその覚悟で演奏いたします。

 そういう訳で、今年のKIKIのツアーは休ませていただきます。まあ他にも、オリンピックの影響でツアーが取りづらいであろう、とか交通費やホテル代が高くなりそう、とかいった理由もあるのですが、私の口がKIKI BANDの演奏に耐えられる状態になるまで、かなりの準備期間が必要だろうと考えるためです。
正直言って、他のどのバンドとやるよりもKIKIでの演奏は体力も口の力も厳しくなります。幸い,体力の方はまだまだ大丈夫だと思いますし、来年には新譜のレコーディングも視野に入れています。2021年をKIKIの大きな飛躍の年にするために、どうか今年のKIKIのライブは休ませてください。
 こまっちゃクレズマは4月19日の所沢の「空飛ぶ音楽祭」から復活します。
よろしくお願いします。


梅津 和時


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